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大阪府立近つ飛鳥博物館 [4番]

西国art33巡礼の第四番は、大阪南河内の山間に在る「大阪府立近つ飛鳥博物館」

近鉄あべの橋駅から河内長野に向かう近鉄長野線に揺られて喜志駅に降り立ち、そ
こから更にバスに揺られること約15分、途中大阪芸術大学を横目に見ながら終点の
阪南ネオポリスに到着。

バス停の前には「近つ飛鳥風土記の丘」と言う看板と台形をした休憩所兼管理事務所
が設置され、先ずは、その管理事務所の建物をしばし眺め、目的地「大阪府立近つ飛
鳥博物館」へ。道すがら案内板を読むと、この近つ飛鳥風土記の丘は、102基の古墳
が存在し、その内40基を見学できるように整備してある史跡公園だとの事、中々興味
のそそられる場所だけど、古墳見学は博物館を見た後にと足を進める。
程無く現れた安藤忠雄氏の設計の「大阪府立近つ飛鳥博物館」、いかにもって感じのコ
ンクリート打ちっぱなしの幾何学的な建物で、入口左には足音がビョンビョンと反響する
通路が設えてあり、そこを抜けて裏に回ると写真などでお馴染みの屋根の役目を果たし
ている階段と「黄泉の塔」と名づけられた立方体が迎えてくれます。この塔は前方後円墳
の形をした展示室のちょうど前方部分の真上に位置し館内から見上げると四角く暗い空
洞になっていました。

館内に入ると前方後円墳形の展示室を上から眺めるような造りで、テーマ毎のゾーンを
観ながら後方に回りこみ、後円部分に沿うように設えたスロープを降りると円の中央には
仁徳天皇陵の模型が設置してあったり、傍らには大修羅なる大きな木製のテコの他、出
土品も数多く並べてあって、暫し古代に思いをはしらせる事ができます。

展示物を見た後は、更に建物の周囲をグルグル回りながら写真を撮って、帰りに古墳を
数基見学し、再びバスに揺られて帰宅の途についた次第です。

設計は、大阪生まれで国内外現在最も活躍している建築家の一人安藤忠雄氏が担当し
た1994年の作品です。

★施設
場所:大阪府南河内郡河南町大字東山299番地
開館時間:10:00~17:00(ただし、入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
観覧科:一般:300円
http://chikatsu.mediajoy.com/index_j.html
★備考
一須賀古墳群の保存と啓蒙および古墳時代から飛鳥時代にかけての文化遺産の展示。

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kengo

♪tactさん
nice! ありがとうございます。
by kengo (2009-05-23 20:56) 

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